セラピスト初心者が学ぶ接客・カウンセリング術|海外スパ体験で身につけた信頼される所作と言葉

ひとりサロンを始めたばかりのセラピストさんからよく聞くのが、
「接客に自信がない」「何を話せばいいかわからない」という悩みです。

実は私自身も、開店2年目の頃にまったく同じ不安を抱えていました。
そこで思い切って『お客様として』多くのサロンに行き、海外の有名スパまで巡ったことで、
安心感の伝え方・カウンセリングのコツ・信頼される所作の重要性に気づきました。

この記事では、その体験から得た学びを
初心者セラピストでもすぐ実践できる形で分かりやすく紹介します。

ひとりサロン初心者が気付きにくい「言葉づかい」と「所作」の落とし穴

ひとりサロンを始めると、毎日の接客や施術に集中するあまり、
何気なく使っている言葉や所作が「当たり前」になってしまうことがあります。

私もサロン開店2年目の頃、
「本当にこの接客で伝わっているのかな?」
「お客様は安心してくださっているのかな?」
と不安に感じる時期がありました。

そこで思い切って、セラピストとしてではなく『お客様』として多くのサロンに行ってみようと決めました。

なぜ海外スパ巡りをしたのか?|コミュニケーションの本質を知りたかった

行き先に選んだのは、台湾・台北と香港。
同じアジアで文化も近いけれど、言葉も習慣も違う環境で、どうコミュニケーションを取るのか?
それを肌で感じたかったからです。

台北ではシャングリラ、リージェント、隠れ家サロン。
香港ではマンダリンオリエンタル、ハイアット、シェラトンなど、
有名ホテルのスパに通いました。

台北・シャングリラ最上階SPA「雲天」での学びが、私の接客を変えた

特に忘れられないのが、台北のシャングリラ最上階にあるSPA「雲天」。

ここには、何度も何度も通いました。
日本人の私に、担当セラピストさんはカタコトの日本語・英語・そして漢字を織り交ぜながら、
一生懸命コミュニケーションを取ってくれました。

言葉は完璧ではない。
でも、寄り添う気持ちとあたたかさが圧倒的に伝わる。

初めて担当してくださった方と気が合い、
その後もずっと指名してトリートメントをお願いしていました。

言葉が通じない環境で気づいたこと|セラピストの共通言語は「姿勢」だっ

3年間通って強く感じたのは、
セラピスト同士の共通言語は「姿勢・所作・心」を伝える努力そのものということ。

  • 優しく向き合う姿勢
  • 「ちゃんと聞いていますよ」と伝わる頷き
  • 「もっと聞かせてくださいね」と促す柔らかな質問
  • 相手に寄り添う穏やかな声と表情

言葉は完璧でなくても、
『あなたを大切にしています』が伝わる接客は、世界共通でした。

海外スパで感じた安心感が、今のカウンセリングに生きている

担当セラピストさんは、いつも真摯で優しく温かく、
目の前の私を柔らかく包み込むような言葉と笑顔で対応してくれました。

私はその時、
「お客様として、安心感はこうやって生まれるんだ」
と強く思いました。

この体験が、今の私のカウンセリング・接客・言葉づかい・所作
すべてのベースになっています。

セラピスト初心者こそ『お客様体験』が接客力を伸ばす近道

ひとりサロンをしていると、どうしても視野が狭くなりがち。

だからこそ、
『お客様の立場に戻る体験』をすることで、接客力が格段に伸びる。

私が海外で気づいた

  • 寄り添い
  • 姿勢
  • 習慣
  • 所作
  • 聞き方
  • 言葉選び

これらは、ひとりサロンを続ける上で大きな武器になります。

施術する側では気づけないことも、
『お客様』の立場に身を置くと、驚くほどたくさんの発見があります。

目を合わせてくれる安心感のある笑顔。
こちらの気持ちに寄り添ってくれる言葉。
その一つひとつが心地よくて、
「この人になら安心して身体を任せられる」——そう感じた『雲天』での時間。

その気持ちこそが、リピートにつながり、
お客様との信頼関係が育っていく「最初の一歩」なのだと実感しました。
あれから20年近く経った今でも、台北『雲天』での学びは私の接客の土台になっています。

決められた質問を淡々とする「型にはまったカウンセリング」ではなく、
自分の経験やぬくもりのある言葉から生まれる「心のカウンセリングストーリー」を持つこと。

それがあると、特別なテクニックがなくても、
自然に呼吸をするようにお客様との会話が弾み、
初めての方でも安心して心を開いてくださいます。

あなたのサロンでも、そんな温かい時間が流れますように♡

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